EV加熱、冷却ループ用の安全性が高く無駄のないソリューション
電気自動車には多くのサブシステムがあり、そのほとんどが正確な温度調節を必要とするものです。しかしそれはサーマルマネジメント流体配管の接続数の増加につながり、スペースを取ってしまいます。レイモンのクイックコネクタは、内臓センサーとバルブにより、流体インターフェースを削減します。その結果、よりシンプルで省スペース、そしてより安全な組み立てが可能になります。


エルゴノミクスを追求し低挿入力を実現
レイモンでは、手作業や繰り返し作業の負担を可能な限り軽減するべく、設計者とエンジニアが日々製品改善に取り組んでいます。VDA低挿入クイックコネクタは、業界標準と比較して挿入力が45%* 軽減され、その違いはオペレーターの方々にも実感していただけるはずです。
*直径NW16コネクタでの、業界標準80Nに対する数値です。
オプションで付けられる確認タブには、正しく挿入されたときにQRコードが表示されます。QRコードはカスタマイズが可能です。

電気自動車バッテリー冷却システム_インレットとアウトレットのシーリング
電気自動車のバッテリー冷却では、安全性が最も重要です。流体と電気部品が狭いスペースに共存しているため、サーマルマネジメントシステムには、漏れや腐食を防ぐためにも完全な密閉が求められます。レイモンでは、バッテリーパックやパワーエレクトロニクス環境に特化したインレット&アウトレットコネクタを提供しています。一体型バルブ、2-in-1型の流体および高電圧配線を可能にするカスタムソリューションを提供します。


EVバッテリーパック内のコンパクトなソリューション
バッテリーパックの内部スペースは少しも無駄にはできません。なぜならEVの走行距離に大きく影響するバッテリーセルのため、できるだけ多くのスペースを残しておかなければならないからです。 レイモンの安全でコンパクトなクイックコネクタは、組み立てミスや非品質コストを減らします。
- 当社の2ボタン式コンパクトクイックコネクタは、バッテリーパック用に特別設計 されています。また温度センサー の内臓も可能です。
- Selfy® クイックコネクタ、100%自動締結(シンプル)、エンドピースとの確実な締結(安全)、「音、感触、目視」による3通りの嵌合確認(スマート)が特徴の製品です。
また組み付けに必要な作業が全てワンステップで完了します。
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メンテナンス性を考えたサーマルラインの配線
レイモンの標準チューブホルダーとパイプホルダーの幅広いラインナップは、一般的な取り付け方法のすべてをカバーしています。
- 丸型、楕円型、長方形、四角型
- スタッドへの取り付け
- エッジへの取り付け
二色成形とバイマテリアルのアッセンブリファスナーは、水密性を保ち、配管同士の干渉や機械的摩擦を防ぎます。さらに振動を吸収することで、ノイズが車両内に伝わるのを防ぎ、乗り心地を向上させます。ほとんどのチューブホルダーは、メンテナンスのために取り外しすることができます。

